地域医療支援機構
地域医療支援機構について
熊本県は、人口あたりの医師数が全国の10位となるなど全国有数の医療県と言われています。しかし、医療機関で働く医師の6割は、熊本市に集中し、他の地域では、厳しい医師不足が続いています。この背景には、医師の専門医志向や、地域で勤務した場合のキャリア形成に対する不安などがあると言われています。県では、このような課題解決のため、平成25年12月、「熊本県地域医療支援機構」を設立しました。この機構では、熊本大学や基幹型臨床研修病院をはじめとする県内の医療機関、医師会などと連携して、計画的にキャリアアップできる体制や地域と熊本市内の医療機関を循環して勤務できるシステムづくりを進めます。
熊本県地域医療支援機構における主な取組み
⑴ 県内における医師不足の状況等の把握・分析
⑵ 医師不足医療機関の支援
⑶ 地域医療に従事する医師のキャリア形成支援
⑷ 医師に関する求人・求職等の情報の発信、医師、医学生等からの相談対応
⑸ 県内医療関係機関との協力関係の構築
