熊本の地域情報

熊本の地域情報 画像

医師として、熊本で活躍する。

熊本県は九州地方のほぼ中央に位置し、飛行機で東京から1時間35分(1,072キロメートル)ソウルから1時間25分(631キロメートル)のところにあります。面積は約7,405平方キロメートルで、全国第15位です。これは香港の約7倍、北アイルランド(イギリス)の約半分の広さです。県土の約6割が森林で占められています。北部は比較的緩やかな山地、東から南にかけては標高1,000メートル級の山々に囲まれており、その随所に深い谷があり、見事な渓谷美を見せています。西部は有明海、八代海に面し、外洋の東シナ海に続いています。世界に誇るカルデラを持つ雄大な阿蘇を含む「阿蘇くじゅう国立公園」、大小120の島々からなる「雲仙天草国立公園」と2つの国立公園を持ち、山あり海ありの、美しい景観に富んだ地形になっています。

熊本市kumamoto

加藤清正が築き、
細川家の居城だった熊本城

熊本県の県庁所在地、熊本市は県のほぼ中央に位置し、人口約73万4千人(平成22年国勢調査)で九州では、福岡市、北九州市に次いで三番目に人口が多い都市です。平成24年に政令指定都市に移行しました。
現在の市街は、加藤清正が築城し細川家が居城とした熊本城を中心とした城下町を基盤に発展。戦前は陸軍第六師団や国の出先機関が多く置かれたことから九州を代表する軍都、行政都市を形成していました。
現在では、商業・サービス産業を中心に、熊本のシンボル・熊本城などの名所旧跡、城下町文化をめぐる観光産業、IC産業の集積、全国でも高い生産性を誇る都市型農業、水産業など各種産業が展開されています。
また、森の都、水の都としても知られており、阿蘇山系からの豊富な伏流水をいかして市内の上水道のほとんどは地下水でまかなうほどです。
平成23年には九州新幹線が全線開通し、九州各都市や関西方面のアクセスが格段に向上したこと、中央という地の利を生かしたさらなる発展が期待されています。

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宇城uki

干満差の激しい有明海に面した干潟模様の
とても美しい海岸で、
”日本の渚百選”にも選定されている
御輿来海岸

宇城地域は、熊本県の中央に位置し、北は熊本市を中心とする熊本都市圏、南は八代地域、東は九州山地、西は有明海、八代海(不知火海)及び天草地域に隣接しており、宇土市、宇城市、下益城郡美里町の3市町で構成されています。
エリアは南北に約20km、東西に約50kmと東西に長く、半島部や九州山地に連なる中山間部、それに挟まれるように位置する平野部で構成され、地形の変化に富んだ地域であり、山、平野、海と多様な自然を有しています。
中山間部においては、霊台橋や二俣橋をはじめとする石橋群や日本の原風景ともいえる棚田など、地域独自の風景や自然、文化遺産が残っており、また、半島部においては、温暖な気候を利用した花き栽培や果樹栽培が盛んであり、日本の渚100選に選定されている御輿来(おこしき)海岸や三角西港、土蔵白壁群など の歴史・文化遺産にも恵まれています。
面積は406.77平方キロメートルで県全体の約5.5%、人口は113,366人(平成17年国勢調 査)で県全体の約6.2%を占め、宇土市では増加傾向にありますが、他の2市町では減少が続いており、地域全体では平成12年度から平成17年度にかけて約0.7%の減少となっています。

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有明ariake

地域内を流れる菊池川流域は
装飾古墳が多数発掘されている

有明地域は、荒尾市、玉名市、玉東町、和水町、南関町、長洲町の2市3町で構成されています。熊本県の北西部に位置し有明海や菊池川、小岱山といった豊かな自然に恵まれています。
特に有明海東側にある荒尾干潟は、平成24年にラムサール条約湿地に登録されるなど、多様な生き物が生息する豊かな環境です。
広い農地では、イチゴやトマト、みかん、ナシ、米などの産地になっているほかアサリやノリなどの海産物も豊富にとれます。
一方で内陸部では多様な企業や九州でも有数の大規模レジャー施設があるなど産業のバランスがとれた暮らしやすい地域です。
この地域は古代より繁栄を続けた地でもあり、江田船山古墳に代表される古代の遺跡や万田坑などの近代産業遺産、国の伝統的工芸品の指定を受けた小代焼など歴史的・文化的資源が豊富に存在しています。
現在の有明地域は、熊本都市圏と福岡都市圏の中間に位置し九州新幹線やJR鹿児島本線、九州自動車道や、長崎県へのフェリー港があるなど熊本県の北の玄関口として大きな役割を担っています。

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鹿本kamoto

明治の面影を色濃く残す芝居小屋「八千代座」

鹿本地域は、熊本県北部、福岡県と堺を接している地域で山鹿市のみで構成されています。
菊池川の中流域に位置し、豊かな自然や多くの歴史・文化遺産に恵まれています。中でも、和紙と糊だけでつくられる山鹿灯籠は地域を代表する工芸品。
この灯籠を頭に載せて女性たちが踊る「山鹿灯籠踊り」も広くその名が知られています。
産業は、豊かな農地と清らかな水を活かした農業が中心。米、野菜、柑橘類や果物など実り豊かな地域です。
また、山鹿市は熊本県北を代表する観光都市でもあり、豊富に湧き出る温泉、国指定重要文化財の芝居小屋「八千代座」、江戸時代の豊前街道の宿場町だった名残を留めるレトロな町並みや施設など、みどころも多く、県内外からの観光客で賑わっています。

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菊池kikuchi

菊池渓谷は、避暑地、紅葉の名所として
知られている

菊池地域は、熊本県の北東部に位置し、菊池市、合志市、大津町、菊陽町の2市、2町で構成されています。
菊池市周辺は、八方ケ岳や鞍岳、菊池渓谷といった豊かな自然の中で、西日本最大とも言われる畜産地帯を形成しているほか、菊池川の恵みである良質な米をはじめ、野菜、果樹などを中心に生産性の高い農業が行われています。
一方で、地域内にはハイテク産業の拠点となるセミコンテクノパークなども立地。ここを中心に輸送用機器や半導体関連企業などが数多く進出、工業製品出荷額は熊本県内トップになっています。
また、熊本市と隣接する合志市、菊陽町は、ベッドタウンとしても発展。大規模な住宅団地の開発などにより人口が急増し、人口増加率は熊本県平均を大きく上回っています。また人口増加に伴い、ショッピングモールや商業施設なども立ち並び、活気を見せています。

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阿蘇aso

阿蘇五岳を望むカルデラ盆地は、
広く農地として活用されている

阿蘇地域は、熊本県の北東部に位置しています。阿蘇市を中心に、南小国町、小国町、産山村、高森町、南阿蘇村、西原村の1市3町3村で構成されています。
阿蘇は、世界最大級のカルデラとして知られ、中央火口丘では阿蘇中岳が今も活発な火山活動を行なっています。地域全体は標高400~800メートルの高原地帯で、中央部には阿蘇五岳、その周囲を外輪山が取り囲んでいます。
この雄大な大自然を活かしたロケーションは観光地として人気を呼んでおり、草原の牧草地で牛たちがのんびりと草をはむ風景など九州を代表する景観となっています。その広大な草原を維持・活用した阿蘇の伝統農法が高く評価され、平成25年5月に「世界農業遺産」に登録されました。人気の観光スポットや宿泊施設も多数存在します。また温泉がいたるところで湧出しており、なかでも黒川温泉郷などは、全国にその名が知られています。
このほかの産業では、農業・畜産業が盛んです。冷涼な気象条件を活かした恒例地野菜の栽培などの多様な生産が行われています。

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上益城kamimashiki

肥後の名工の技の高さを
今に伝える歴史的建築構造物「通潤橋」

上益城郡は、益城町、御船町、嘉島町、甲佐町、山都町の5つの町で構成され、およそ9万人の人々が暮らしています。人口が増 加している平坦部から農林業を主産業とする山間部までの変化に富んだ地域です。
平坦部は、熊本平野の一角に位置し、阿蘇 山麓や九州山地からの豊富な湧水があることでも有名です。また、阿蘇くまもと空港や益城熊本空港インターチェンジ、さらにはグランメッセ熊本などを擁し、熊本市のベッドタウンとして着実に人口が増え続けている地域でもあります。そのため、商工業、農業ともに都市近郊型の産業構造となっています。
山間部は、阿蘇外輪山南端の高原地帯から緑川の急峻な渓谷、九州山地の深い山々を擁する変化に富んだ地域です。地形や気候を生かした高冷地野菜や、杉、桧などの有数な産地であると共に、近年は緑仙峡などの豊かな自然や清和文楽や石橋に代表される歴史文化を生かした都市部との交流も盛んです。高齢化や過疎化、農業を取りまく厳しい情勢などの課題も抱えていますが、平成11年度には念願の九州横断自動車道路延岡線の建設が本格化し、交流拡大による地域活性化が期待されています。

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八代yatsushiro

肥後の名工の技の高さを
今に伝える歴史的建築構造物「通潤橋」

八代地域は、八代市と氷川町で構成されています。国道3号、九州自動車道やJR鹿児島本線など陸上交通網の結節点にあり、熊本県南部の水俣・芦北や人吉・球磨などの中心であると同時に、熊本県南と九州南部をつなぐ中核として発展してきました。
この恵まれた交通網や豊富な資源、熊本県内最大の港湾・八代港を活かし、県内でも一早く大工場が進出するなど、熊本県を代表する工業地帯として発展してきました。
一方で、江戸時代から築かれてきた広大な干拓地では、い草や米、施設園芸を中心とした高生産性農業が展開されています。
歴史・文化面でも、火の君に関係するといわれる「野津古墳群」、景行天皇にまつわる「水島」、城下町の栄華を伝える八代城を始め、松浜軒、多彩でかつ貴重な寺院、高田焼き、妙見祭、彦一とんち話、平家落人伝説の五家荘、開湯600年を迎える日奈久温泉など、多彩な魅力が数多く残されています。

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芦北ashikita

芦北地域では「うたせ船」で
底引き網を引く伝統漁法が受け継がれている

芦北地域は、熊本県の南部に位置し、水俣市、芦北町、津奈木町の3つの市町があります。八代海に面したリアス式の美しい海岸線や九州山地の起伏に飛んだ地形と温暖な気候の中で、海の幸、山の幸、柑橘類など豊かな農林水産物に恵まれ、温泉、さらには史跡、伝統芸能など多くの歴史的資源を有しています。
また過去の水俣病を教訓として環境都市として新たなまちづくりを先進的に進め、平成20年7月には国の環境モデル都市に認定、平成23年3月には環境NPOが主催する「日本の環境首都」において、日本で唯一の「日本の環境首都」の称号を獲得し、今では、国内外の多くの自治体や環境団体のモデルとなっています。

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球磨kuma

建造物としては日本最南端の国宝
「青井阿蘇神社」

球磨地域は、熊本県の南部、鹿児島県と宮崎県と境を接する地域です。人吉市をはじめ、錦町、あさぎり町、多良木町、湯前町、水上村、相良村、五木村、山江村、球磨村で構成されています。
九州山地の連山に囲まれた人吉盆地を中心に発展してきた地域で、中央部を日本三急流のひとつ・球磨川が東西に貫流し、さらに、南北から多くの支流が本流である球磨川に注ぎ込んでいます。
相良藩700年の歴史により培われた貴重な文化遺産を継承しながら発展を遂げてきた地域で、農林業では、寒暖差の大きな盆地性気候、県内の27%を占める豊かな森林資源や水資源を活かし、良質米や茶をはじめとする多彩な農産物の生産振興や森林の循環利用に向けた産業づくりに取り組んでいます。
また、500年の歴史を持ち 地理的表示を許された「世界の銘酒」球磨焼酎、相良三十三観音、サイクリングロード、豊かな農林産物等の魅力ある資源を活用して、観光やグリーンツーリズムにも力を入れています。

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天草amakusa

無数の島々が浮かぶ天草の海

天草地域は、熊本県南西部、天草灘や有明海、八代海など浮かぶ、藍く美しい海に囲まれた天草上島と天草下島及び御所浦島などの島々からなる地域です。天草市、上天草市、苓北町の2市1町で構成されています。
地形は、そのほとんどが山林で占められ、急峻で平野部は少なく、河川沿いの平地部や海岸線の河口部に市街地や農地が展開し、市街地を結ぶように海岸線沿いに国・県道等が配置・整備されています。
産業は、温暖な気候を活かした農業や、豊かな水産資源を活かした漁業を主として発展してきました。
また、南蛮文化やキリシタンの歴史のほかに、松島温泉、下田温泉などの温泉地、風光明媚な妙見浦(みょうけんうら)など、景勝地や文化財があり、雲仙天草国立公園に属して多くの観光客を集めています。
このほか産業の発展や地域間交流など、福岡・長崎・熊本・鹿児島を結ぶ九州西岸地域の拠点としてあらゆる分野において発展が期待されている地域です。

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